「光と風を感じる」心地よい家づくり
⑧南の光だけにこだわらず、全方向の光を有効に使う
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採光のための窓の向きは、東西南北どの方向にも良さがあります。
光には、朝・昼・夕とそれぞれに違った味わいがあるからです。
もちろん、南向きの窓は一日中たっぷりと光が入るのですが
もし、南からの採光が十分に望めない場合は、それぞれの向きに
一番効果的な窓の位置と部屋を考えます。東の窓は、午前中から
光が差し込み、爽やかで気持ちいい。夕方から日が入る西の窓は
綺麗な夕日が楽しめますし、角度によって冬は部屋の奥まであったかい
光が差し込んで、ポカポカとした心地良さを楽しめます。北の窓からは
直射日光が入らず、一日中、安定した光を得られるメリットがあります。
画家や彫刻家などのアトリエが北側に窓を取るのはそのため、部屋に落ち着き
をもたらします。暮らし方や部屋の使い方にあわせて、それぞれの光の特徴を
生かした窓を設ければ、各方位から趣の違う光を取り込める。
味わい深い家になるでしょう。
夢が広がる家づくり リームス・ホーム