「光と風を感じる」心地よい家づくり

⑫風が入る窓と出るをセットで設けることが原則

http://tostem.lixil.co.jp/lineup/sash/kodawari/simpleart2/variation.htm

http://iemaga.jp/special/madori/success/success02.html

 

初夏から夏、秋にかけて、スーッと窓から入る自然の風には

なんともいえない爽快感があります。機械による換気

に比べ、肌を優しく通り過ぎるそよ風は誰もが好んで

きた心地よさ。けれど、風というのは、入り口と出口

があって初めて流れていくもので、窓が一つしかない

空間では、空気はスムーズに動きません。たとえば

リビングに気持ちのいい大きな窓を設けたとしても

それだけでは心地のいい風は入ってきません。風が

入る窓と、出る窓をセットして設けることが、窓

プランのセオリーといえます。さらに、効率の良

い風の流れをつくるなら、対角線上に窓を設ける

といいでしょう。真正面に向き合うより、窓と窓

の距離が長くなって室内の空気を大きく動かすこ

とになり、風ぬけ効果はより高くなります。プラ

イバシーの関係で大きな窓が取れなくても、通風

のためなら小さな開口でも十分。ルーバー窓や

地窓なども検討してみましょう。

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