回廊のあるアーバンハウス

小鳥の声で目覚めて・・フクロウの声を聞きながら眠りにつく・・、そんな大自然の中に、そこに違和感たっぷりのアーバンなお家を建てたい。

リームスホームさんに初めてお会いしたときにそう言った。

あの日から2年、今、私の理想だった景色のなかに、私の思い描いていたとおりの建物が建っている。しかしそれは、違和感など欠片もない姿でそこに建っている。気持ち良さそうに呼吸もしている。

私の思いは、この家は、建設に携わってくれた方々の一人でも欠けたら現実にはならなかった。プランニングが始まった頃、自分の理想とする家を言葉に、形に表すことは想像以上に難しいものであることに気がついた。そんな私を、時には、決してNO!とは言わない否定で頷きながら軌道修正してくださいました。建物の寸法を越えて、住む人の心の寸法まで測って下さいました。

住宅建築は建築家と職人さんたちと一緒にする旅である。私のこの旅の絵は、リームスホームさんと出会えなければ描くことは出来なかった。

心から感謝しています。

自分たちの方向性と物造りが間違っていなかったかなと感じています。

 

 

 

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