「光と風を感じる」心地よい家づくり
⑤中庭をコの字型に囲めば全部屋に光が回る
細長い敷地や都市部の住宅密集地でも、たくさんの光の中で暮らしたい。
そんな要望を叶えるためには、建物のほぼ中央に中庭や坪庭をつくれば
実現できます。たとえば、両サイドに隣家が迫っているような敷地では
隣地境界線と建物との間に十分な距離をあける余裕がなく、壁から
十分な光を取り込むことができません。京都の町屋は典型的な例で
このような立地の場合、中庭を設けて1階も2階も中庭に向けて窓を
取れば、どの部屋にも光が届き、通風を得ることも可能です。
中庭をガラスでぐるりと囲めば、庭越しに向こうの部屋が
見通せて解放感も得られるでしょう。家具を置いて
アウトドア・リビングとして使うのなら別として
光を取り入れるためだけの中庭なら広さはそれほど
必要なく、1坪あれば十分です。小さいスペースながら
1本の木を植えたり草花の鉢を置くだけで
やすらぎスペースが生まれます。
夢が広がる家づくり リームス・ホーム