間接照明
間接照明は照明器具からの光を直接照らすのではなく、一旦、天井や
壁に当て、光を分散させその反射した光を利用します。
雰囲気も柔らかく、目にも優しいのが特徴です。時にはアクリル板等で
囲いを施し、乳白色をはじめとする数種類の色を楽しむこともできます。
そもそも間接照明は北欧で考えられたようなのですが、そこには地理
的な要因が大きくかかわっているようです。
北欧は白夜の国とも呼ばれ、日本と違い、強い太陽光線が殆ど無い地域
にあたり、そういう地域で生まれ育った方達は、強い光に弱く、薄明り
には強いという特徴があるのだそうです。
照明器具をそのまま使用するのでは明かりが強すぎ、眩しすぎるため
考えられたのが、間接照明という照明方法だったのかもしれません。