畳表

 畳は畳床、畳表、畳縁からなる日本人にとって一番身近な床材。
特に最近は、縁無しの半畳タイプを採用される方が増えています。
縁(ヘリ)の有無と畳表の違いだけで、畳が本来持っている和の
イメージがガラリと変化しますので、和室以外にも幅広く使用され
ています。

 

 

 よく、縁なしの畳を琉球畳と呼ばれる方がいらっしゃいますが
これは誤りで、そもそも畳表に違いがあり一般的な畳表はイグサ
を使用した諸目表、目積表の2種類に分けら
れます。
諸目表は、縁有りの1畳サイズ等に使用され、目積表は縁無しの
半畳サイズ等に使用されます。

 琉球表はイグサではなく、シチトウ(七島)と呼ばれる植物を
手織りした畳表のことを指し、サイズや縁の有無にかかわらず、
シチトウの畳表を使ったものを『琉球畳』といい、イグサや化学
繊維を使用した縁無しの畳は、縁無し畳や坊主畳といい
ます。

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