「心地よい家づくり」のポイント

②心地よさを肌で感じる素材

 

無垢の木やしっくい、石などの自然素材は、ビニールクロスやプラスチックといっ

た新建材よりはるか前から住まいに取り入れられ、人々に愛されてきました。特

に肌に触れる部分に使うと、その心地よさを実感できるはずです。素材を選ぶと

きはカタログやインターネットの画像だけを見て選ぶのではなく、サンプルを取り

寄せ、実際に使いたい場所、たとえばキッチンカウンターならキッチン、床材なら

床に置いてみるのがおすすめ。そうして数日間そばにおくと、自然と肌になじむ

素材が見つかります。住まいの外から内へ近づくにつれて、硬い素材からやわ

らかい素材へとグラデーションをつけると、屋内にほっとできるくつろぎ感が生ま

れます。たとえば玄関アプローチは硬い自然石、玄関ホールはやややわらかい

テラコッタタイル、室内はもっとやわらかいフローリングといった具合に。一方、

タイル仕上げのコンサパントリーなど屋内に外を感じられる空間をつくるのも

素敵です。

 

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