一長一短

暖房設備その2 対流

 

 今回は対流の特性を生かした暖房設備の紹介です。
対流式は暖めた空気をファン等で対流させ、室内の温度を上げる
暖房方式です。
設備はストーブ、FFファンヒーター、エアコン等があります。

 

対流式ストーブは灯油を燃やして室内の空気を暖めるもので、
形状は丸筒型が多く、一番手軽な暖房設備として現在でも多く
使用されています。
暖房機能の他に煮炊きや照明の役割も果たします。

 ストーブの優れている面は、燃料が他の暖房設備と違い比較的
安価で、最大のメリットは電気が不要なので停電時にも重宝し、
購入単価も安く、故障が少ないです。

反面、熱する部分が剥き出しなので、やけど等に対する注意が
必要で、給油の手間もかかり、室内で燃焼ガスが発生するので
換気が必要となり、結露しやすい面もあります。

 

 FF式ファンヒーターを暖房設備として採用する方が年々減少
傾向のようですが、東北のように寒さが厳しい地方では、まだ
まだ設置されている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

 FFファンヒーターは、ガスや灯油を燃料にして作った熱を
室内に送る暖房設備ですが、設置場所を自由に選べる開放型
ファンヒーターと違い、燃焼させるために必要な吸排気は外部に
出しているパイプを使うので、本体の設置場所は自ずと固定に
なってしまいます。

某メーカーのFFファンヒーターは少し前まで不具合によるCO
中毒が発生してしまい、引取りと無料点検修理のコマーシャルを
頻繁に行っていました。
この問題からなのか安全面に不安を感じた方達が増え、設置 する
方が減少しているようです。

FFファンヒーターの優れている面は、立ち上がりの早さや、
室内の空気を汚さず、床置きのため足元から温めてくれます。

反面、温風を吹き出すためホコリを巻き上げたり、吸排気の
ための配管が必要になり設置場所が固定され、シーズンオフの
時期も移動ができず、設置スペースを取られてしまいます。

 

 最近注目のエアコンについて。エアコンのほとんどは電気式が
主流ですが、エコウィルのようにガス式のエアコンもあります。
以前は灯油と併用してのハイブリットエアコンなるものもあり
ました。

現在は、フル暖機能を搭載した物が豊富になってきているので、
補助的な意味合いではなく、メインの暖房設備として採用され始め
ているようです。
熱効率も良く、人センサーや、天井付近と床付近の温度差を検知
するセンサー付きのものまでありますが、お掃除機能付きはもはや
当たり前になりそうな勢いです。

エアコンの優れている面は、冷暖房を1台で兼用できることや、
火を使わない安全、設置場所も天井や壁なので場所をとらず、温度
調節、風量調節等が簡単で、機能や用途に合わせて、沢山の種類の
中から選ぶことができます。

反面、冷風や温風が出るためホコリが舞いやすかったり、エアコン
から出る風自体を不快に感じたり、乾燥の原因にもなります。
更に室外機の設置場所が必要で、高機能のものだと導入費用が高めに
なります。

 

 何でもそうですが、それぞれ一長一短があり、何が正解というのは
ありませんね。
暮らし方、住宅性能、立地環境、コスト面等から検討したいものです。

 

次回は暖房設備その3 放射(輻射)編です。

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